水でも滝、山でも洞窟はパワーが集まる場所です

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自然の気を取り入れるのに環境はとても大切です。そして、環境は大きく二つに分けて考える事ができます。ひとつ海や川などの水の環境です。もうひとつは山の環境です。

人間の体の７０％以上は水でできています。だから水の環境は大切です。水の環境はどちらかというと陰です。山の環境は陽です。だから陰の足りない人は川や海に行ったほうが良くて、陽の足りない人は山に行ったほうが良いのです。また、病気で転地療養される方がいますが、基本的には海よりも山に行ったほうが療養になります。それは山のパワーは安定していて、静かに落ち着くことのできるパワーだからです。

水のいい環境を考える場合には、同じ水でしたら、動きのない水よりも動いている水の方がパワーがあります。流れている川と湖を比べると、流れている川の方がパワーが強いですし、海と池を比べると、もちろん海の方がパワーが強いです。それは水は活発になると生きた水になるからです。

１つには、活発な水と活発でない水ではイオンの量が違います。海の近くのイオンの量と、湖や流れの活発でない川の近くでのイオンの量は何百倍と違うのです。水の環境のパワーを取り入れるのでしたら、何十年、何百年前の動かない水よりは、生きている川の近くで気功をした方が良いのです。滝が昔から修業の場に選ばれてきたのも同じ理由です。

山のパワーは土のパワーの一部です。すごく穏やかに安定した良い波動の陽のパワーです。山のパワーは基本的に活発なパワーではありません。もちろん、いい山と悪い山ということもあります。岩でできている山の方がパワーが強くあります。そうするとピラミッドパワーの作用が出てくるのです。

山には安定感があり、安定感があると、体の中が磁化されやすく、そうすると気功法で健康になる方法と似た効果が出てきます。そして、そういう山に洞窟があると最高です。山には落ち着きを取り戻す特別なパワーがあるのです。そして、山の奥の洞窟はもっとも山のパワーが集まる場所です。

そういう素晴らしい環境の中に入ったら、まずのんびりすることが大事です。普段の生活を忘れて、普段の脳を休ませるのです。それは気功で表面の脳を休ませる雰囲気と同じです。そして気功的に完全にリラックスすると、いい環境の中にもさらにパワーの集中している特定の場所が見えてきます。そういう場所で気功をすると効果的です。

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