髪が生えてこない原因は、男性なら昔から言われている通りの男性ホルモンや精神的ストレスあるいは、内科的な病気が関係していたり、食生活や遺伝等で頭皮まで栄養が行き渡らないことです。
女性の方について言えば、50歳過ぎに頭頂部が薄くなってしまい、カチカチになっている方を見かけます。そういう場合はやはり若い時から年々積み重ねた原因があるはずです。
@シャンプーの基材に皮膚呼吸を止めるものが入っていてそれを使って頻繁に洗髪することにより、毛穴をふさぎ、毛根まで細くしてしまい、頭が固く、頭皮もテカテカに光っている場合。
A頭の中に年中吹き出物ができていて、いつも軟膏を使用していた。そして毛根にその基材が入り込んで毛穴を小さく、固くして、毛が生えにくくなっている場合。シャンプーやリンスをしたときのすすぎ方が悪い場合も同様です。リンスは髪だけに使用すべきで頭皮にまで使用すべきではありません。
B朝シャンがいまだに流行していますけれども、毎日自分の油分と水分を取りすぎていろんな化学物質が入ったヘアケア製品をあまり使っていくと、50歳くらいに恐ろしい結果が出てきます。若いと思っていても、あっという間に年をとるものです。
C頭に使う男性用のトニック類とパック。トニック類にはアルコールが平均65%だと聞いております。頭の中の油分をアルコールで取り除く方法は、あまり好ましくないと考えています。頭の中に油が上がっていくのは、他に原因があるはずですから、まずそれを取り除くことが先決です。
Dよく美容室で髪に泥パックをするという方がいますが、これもまた、自分自身の水分をとってしまいますからお薦めできません。こんなに頭皮を痛めていると段々髪が細くなってきてしまいます。
縮れてきた毛を伸ばすのが流行っていますが、そんなことをするよりも頭皮をふっくらさせてやった方が毛には良いと思います。縮れ毛を無理に伸ばすのには、パーマ液のように強い刺激を与えなければならないからです。
白髪染めも癌になりやすいとか言われています。自然に反したものは、所詮、それなりの欠陥を潜在させていると考えた方が賢明のようです。是非自然の力で戻る方法に目を向け、実践して頂きたいと思います。
古代エジプトのミイラでさえ、髪がいまだに残っていると言われています。
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