危険！ピーリングは肌に余分な負担を与えるだけ

化粧品について知っておくべき新事実！

「ピーリング」という方法で皮膚表面の古い角質を取り除いてその下の新しい皮膚を表に出させることで、肌を綺麗に見せる方法があります。毛穴の開きや小じわなどは皮膚表面を削れば、一時的には毛穴の開きが小さくなったような、小じわが浅くなったように見えるものです。ところが、ピーリングをすればするほど表皮を薄くして、逆に張りをなくし、さらに悪いことには、その弱った状態の細胞に水で落ちない化粧品や美肌成分とはいっても科学的に合成されたものを押し込んでしまっているケースがよくあります。

当然の事ながら、ピーリングという方法では、肌に余計な負担を与えるだけで本質的なトラブルの解消にはなりません。

若くて健康なうちは分からないと思いますが、出産を経験したり、体調が著しく悪くなったり、あるいは年齢的に５６歳を過ぎると、その違いを痛切に認識させられることになるものです。


５６歳を越えると、男性もさることながら、女性は特に身体が女性ホルモンの分泌が低下するために、老人性皮膚萎縮症、つまり、ヒップが下り、腕の肉も下るといった症状が顕著に現れてきます。当然、それと同時に顔の肉も弛んで下ってくるものです。

筋肉が「下がる」のは、皮膚に張りがなくなり、しかも重くなっているからなのです。それなのに、その上から毎日「水で落ちない化粧品」を細胞に押し込んだとしたら、どうでしょう。余計に顔が重くなり、それによってシワは深まり、皮膚の角質を取りすぎた場所は、皮膚自体が薄くなって張りを失っていますので、弛んでくるのは当然のことです。酷い場合は、若い人でも肌がカチカチに固まって重くなり、毛穴が開きっぱなしになっているケースもあります。

特筆したいのは、ピーリングすることで、バリアゾーンという保護作用を持つ部分でさえ通過して、細胞内に入りこむような異物を毎日毎日塗りこんで顔に積み重ね、それが多くのトラブルの原因となっているということです。それは、たとえ高価な一流化粧品とて例外ではありません。

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