石鹸は石油系界面活性剤を含むわけではないのですが、美杏香では全く石鹸は販売しておりません。何故なら、石鹸は唯一の天然の界面活性剤配合の洗顔料なので安全だというイメージあり、日本には純石鹸のファンも多いのですが、美杏香開発者の柴田悦子氏は、純石鹸も皮膚から浸透し、皮膚に蓄積しているといわれています。
石鹸が皮膚から浸透しているというと驚かれる石鹸ファンも多いと思いますが、石鹸の洗浄力はかなり強いものです。よく「クレンジングなしで石鹸で落とせる」というキャッチコピーを見かけることがあるかと思いますが、実はマイルドタイプのクレンジングよりも洗顔石鹸の方が洗浄力は強いほどです。
合成界面活性剤は石油系でも植物性でも肌バリアを破るから危険ということを言っている方もいるようですが、そもそも肌バリアとは何でしょうか?肌バリアとは皮膚が分泌する皮脂やセラミドなどで構成されている膜です。だから、お湯で洗顔しただけでも皮脂などはある程度落ちるものです。洗浄力の強い石油系の洗顔料で洗顔すれば当然肌バリアは壊れてしまいますし、石鹸もかなり洗浄力が強いですから、肌質にもよりますが、肌バリアを壊すことは可能です。肌バリアが壊れてしまえば、合成界面活性剤でも天然の界面活性剤である石鹸でも皮膚から侵入することは可能です。洗浄力の強さから言えば、石油系合成界面活性剤>純石鹸>植物性界面活性剤になります。
日焼け止めに関してですが、現在は美杏香では美杏香雪華美人という日焼け止めを販売しております。肌のためによい日焼け止めの選び方は、肌に密着しないもの、落ちやすいものです。紫外線は肌の大敵とSPF値だけをみて日焼け止めを選ぶ人が多いようですが、落ちにくい日焼け止めは肌に残り、肌に食い込んでいきます。肌に化学物質が蓄積されていく、こちらの方が紫外線よりもはるかに恐ろしいことなのです。 |