腸内環境の改善で、アトピーの脱ステロイドが成功する

脱ステロイド、体内浄化をしながら徐々に量を減らす！


アトピー性皮膚炎の治療で長年ステロイド軟膏を使い続けてこられた方がステロイド軟膏の使用を止めることを脱ステロイドと言います。ステロイド軟膏はアトピーの表面の症状を一時的に抑えているだけですので、脱ステロイドを始めると、抑えられていたアトピーの症状が再発するだけでなく、時としてリバウンドが起こります。

アトピーの語源は、「奇妙な」「とらえどころがない」という意味のギリシャ語だったように、原因が良くわからない部分が多かったのですが、最近になって、アトピーの原因は「体内毒素」つまり体内に蓄積されている食品添加物や農薬、薬などが皮膚から排泄させる際に起こる炎症や痒みではないかという説が出てきました。

体内毒素がアトピーの原因になっている場合、体内浄化をすることなく皮膚表面の症状を抑えているだけのステロイド軟膏の使用をやめてしまうと、症状が悪化することは当然です。

脱ステロイドをされる場合は、体内浄化をしながら徐々にステロイド軟膏の使用を少なくしていく方法をお薦めしたいと思います。

自分に合ったプロバイオティックスサプリメントとは？


乳酸菌（プロバイオティック）がアトピーに良いということで毎日ヨーグルトを食べているケースもあります。確かに、腸は人体で最大の排泄器官ですので、この腸の状態が良くなればアトピーは改善してくる可能性はあります。しかし、全てのヨーグルトに含まれている乳酸菌が腸まで届くとは限りません。腸まで届く乳酸菌は「プロバイオティクス」と表記があるものだけです。更には、プロバイオティクスヨーグルトでも砂糖などで甘みがつけてあるものはあまりアトピーの改善には期待はできません。その点、サプリメントでプロバイオティックスを摂取するのが効果的ですが、プロバイオティクスサプリメントに配合されている乳酸菌の種類は様々ですから、まず自分に合った乳酸菌の種類を探さなければなりません。ヨーグルトやプロバイオティックスサプリメントを何種類か試して、便の状態が一番よかったものを選ぶとという方法をお薦めします。乳酸菌は便が出る出ない、或いは、便の色や形態で結果がわかりやすいこともあるため、自分に合ったものを選ぶのは比較的簡単だと思います。