お茶の葉の発酵や酸化、抗酸化力の違いとは

化粧品について知っておくべき新事実！

お茶ほど世界中で愛されている飲み物はありません。日本の緑茶をはじめ、中国茶や紅茶など、様々なお茶が世界中の人たちに親しまれています。しかし、ご存知の通り、もともと同じお茶の葉から生まれた飲み物でも、緑茶とウーロン茶のような中国茶、あるいは紅茶は色も香りも違います。

お茶の葉は茶樹から摘みとるとすぐに発酵をはじめる性質を持っています。時間が経つとどんどん酸化してしまい、葉の色も摘みとったときの緑から茶色、紅色へと変化していくのです。この発酵のどの時点で手を加えるかがそれぞれのお茶に異なる味わいをもたらすのです。

日本で作られている緑茶の場合、葉を摘み取ってからすぐに加熱したり蒸したりして発酵を止める「不発酵茶」です。このため、葉の色である緑色がそのまま茶葉となります。それに対し、ウーロン茶は摘んだ後にしばらく時間をおき、ある程度発酵したところで、釜で煎って発酵を止める「半発酵茶」、また紅茶は葉が紅くなるまで十分に発酵させる「発酵茶」です。

このように緑茶とウーロン茶、紅茶は、発酵段階で製造が行われるために、色も味わいも違ってくるのですが、それだけではなく抗酸化性の面でも違いが出てきます。なぜなら緑茶の場合、素早く発酵をストップさせる製法をとるため、その分、酸化の度合いが少なくてすみます。従って抗酸化成分の変質、減少を抑えることができるのです。

お茶には素晴らしい抗酸化性という働きがありますが、これを最大限に活かした製法で作られたお茶、それが日本の緑茶ということになるのです。

また、同じ日本茶でも、太陽の光をたっぷりと浴びた葉ほど抗酸化物質も多くなりますから、５月の初めに摘まれる一番茶より、その後４５日〜５０日ほど経ってから摘まれる二番茶、さらには三番茶の方が、より抗酸化性の高いお茶に育つのです。味や香りといった面ではやはり番茶にはかないませんが、機能性食品として緑茶を考えた場合には、二番茶、三番茶のほうにむしろその薬効は高いと言えるでしょう。

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抗酸化茶

抗酸化力は一般の緑茶の3倍、カフェインは半分。抗酸化茶を飲むことで、体内の老化（酸化）を制御していることが科学的に証明されている粉末緑茶です。

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