心の不調・・・西洋医学で病院にいってもそれはストレスが原因でしょうといわれ、対処法がない時でも東洋医学で簡単に治ることがあります。
イライラするとき
中国伝統医学では、心と体は相互に影響を与え合っていると考えています。訳もなくイライラしたり、気分が悪くなるのは、心と体のバランスが崩れているのが原因で起こります。このようなとき、体の気血の流れは滞り、循環が悪くなっています。
心身のバランスを整えるのに役立つのが、心包経にある内関というツボです。内関は、循環器の機能を高め、心を落ち着かせる効果があります。
内関のツボを押すときは、いつもよりゆっくりと呼吸しながら、ツボに意識を集中させて、行います。
気力を高める
何事にもやる気が出ない、集中できないという心の症状は、疲労が溜まっていたり、内臓の不調で精神が不安定になっているため起こることがあります。こんなときは、無理やり気力を出そうとしても、体に負担を掛けるだけです。
ツボ刺激で気血のバランスを調節すれば、自然とやる気が出てきます。足三里のツボは、全身の疲労感を取り去り、胃腸の働きを良くする効果があります。習慣化すればスタミナがつきます。
リラックスする
心が高ぶり、落ち着かない、理由もなく緊張するというとき、頭に血がのぼり、手足が冷えている状態にあり、これを「頭熱足寒」といいます。このような状態では、何をやっても気持ちが先走り、ミスをすることが多くなります。
こうした症状は、頭に血がのぼりやすい体質の人や更年期の女性に多くみられます。また、自律神経の失調によっても起こります。
血流の偏りを調整するには、湧泉のツボが最適です。ツボ刺激で足裏がポカポカと温まれば、気持ちの高ぶちもおさまっているはずです。
美杏香浴用ハーミットを入れた湯船の中で体を温めながらツボ押しすれば、血流がよくなり更に効果的です。
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