火照り、発汗、イライラ、不眠・・・更年期独特の症状におススメの薬膳の食材です。
大豆
古代中国では、五穀の一つとして重要な主食とされ、薬用としての歴史も長く、中国最古の漢方書にもその薬用法が示されています。
しょうゆ、納豆、味噌、きなこ、豆乳などさまざまな食品に加工され、そのすべてが健康食品として注目されている点も大豆の大きな特徴です。
「薬効」
大豆もやしはリュウマチや筋肉の麻痺などに、生大豆汁は化膿性疾患の外用に、煮汁は解毒に効くとされています。
後年多くの漢方医によって、健胃、血流の促進、老化防止、肝臓病の改善など、さらに多くの働きがあることが明らかにされてきました。
現代医学の研究によって、そうした効能のもととなる様々な大豆成分が解明されましたが、特にレシチン(リン脂質)は老化防止に、イソフラボンは更年期症状の緩和に重要な役割を果たす事が証明され、女性にとっては嬉しい食材となりました。
代表的な大豆食品である枝豆は、薬膳料理にも良く使用されます。枝豆を乾燥して大豆にしますが、新鮮な枝豆には白いものが付いていて、これを胎盤と呼んでいます。ここにも薬効が備わっています。特にコレステロール値や中性脂肪が高い方、高血圧の方におすすめです。
柿
柿は昔から二日酔いに良いとされていますが、それは果実に豊富に含まれるカリウムによる利尿作用の効果です。他にもタンニン、べクチン、ビタミンCやAなどを多く含む健康食品として知られており、最近では新鮮な葉を煎じて作る「柿の葉茶」も人気です。
「薬効」
解熱、解毒、止渇などに素晴らしい薬効があります。また中国では、「柿の葉茶」は高血圧に、ヘタを乾燥させたものは、しゃっくり止めの妙薬など、様々な民間療法に広く使われています。
生柿は体を冷やす作用が強いので食べすぎには注意が必要です。太陽をいっぱい浴びた干し柿なら安心です。
金針菜
ユリ科のつぼみを乾燥させたもので、中国では古くから、薬膳だけでなく料理一般に使われています。いろいろと思い悩むことを忘れる草という意味で、別名「忘憂草」と呼ばれています。更年期特有のうつ状態やイライラ、眠りが浅い、微熱など病気とはいえないけど、スッキリしない時にはおすすめです。お湯で戻してつぼみの付け根の硬い部分を切り取り、和え物や煮物、炒め物やスープに加えるなど、どんな料理にも幅広く使えます。中国では山菜感覚でたくさん食べる生薬です。
「薬効」
つぼみの中にたっぷり包み込まれたミネラル豊富な花粉は、貧血の特効薬です。また鉄分、カルシウム、ビタミンB群も豊富に含まれています。
なつめ
「薬効」
胃腸機能の調整、脾臓の働きを高め、血を養い精神を安定させる他、生薬と配合すると諸薬の薬性を和らげて味を矯正するなどの作用があるといわれています。そのため様々な漢方薬の処方材料として使われています。
冷えは万病の元、辛い更年期の時期の冷えに、美杏香浴用ハーミットを!

|