緑茶のうがいでインフルエンザウイルスの感染を防ぐ

化粧品について知っておくべき新事実！

冬になると猛威をふるうインフルエンザ、ここ数年でも高齢者や子供などに死者を出すほどの深刻な事態となっています。私たちがふだん風邪と呼んでいるこの病気は、インフルエンザウイルスによる感染症です。風邪の病原菌であるインフルエンザウイルスが、感染源である人から人へと、ツバやタンなどのしぶきによって、飛沫感染して広がっていきます。

風邪もその病気のもととなるウイルスが原因であれば、数々の病原菌に対して抗菌性を示したお茶、あるいはそのカテキンによって防ぐことは可能であろうか、この疑問に答えるべく、インフルエンザウイルスに対するお茶の抗菌作用について試験が行われています。

試験方法として、犬の腎臓細胞を平らに培養し、その表面にインフルエンザウイルスを撒いて感染させるという方法があります。数日間培養すると、細胞はウイルスに侵食されてコロニーと呼ばれる細菌の集落が多数できてくるのです。ところがウイルスの液に微量のお茶を混ぜてから細胞に撒くと、コロニーの数が激減することがわかりました。さらにふだん飲むお茶の濃度を１００倍以上薄めた状態でウイルスと接触させた場合でも、コロニーの発生はゼロで、完全に感染が防止されたとのことです。

４倍に薄めたお茶でも、ほんの数秒間で感染症が１００％阻止されるのです。

こうした研究の成果をもとに、お茶の研究者たちは、インフルエンザ予防にお茶のうがいを奨励しています。インフルエンザのウイルスは飛沫感染によって人から人へと感染していく病気であり、鼻や口がその浸入経路になります。そして鼻や喉の粘膜に付着すると、ものすごい勢いで増殖をはじめ、人にインフルエンザを感染されるのです。

以前から「インフルエンザの予防にはうがいが良い」と言われてきましたが、水にはほとんどウイルスを殺す働きはないので、実際には水によるうがいに大した効果はないと言えましょう。さらに市販のうがい薬にもインフルエンザ感染を防ぐような殺菌の働きがないことがわかっています。

ところがお茶でうがいをすると、口腔内に残存するお茶の成分によって、空中から飛来してきたインフルエンザウイルスの活動を抑えることができるのです。これによって、お茶のうがいは風邪予防に効果がもたらされます。ただし、お茶によるインフルエンザの抗菌作用は、すでに感染してしまった場合には効果が薄いため、予防の意味で活用するのがポイントです。

お茶を活用すれば、一般家庭でも簡単に、そして効果のあるインフルエンザ予防ができることがわかります。実際には集団感染を防止する目的で、お茶でうがいを行っている小中学校も増え始めています。また、お茶のカテキンがインフルエンザウイルスを殺菌する働きを利用して、フィルターにカテキンを含ませた空気清浄機やマスクなど、ユニークなカテキン商品も店頭に並んでいます。

前のページに戻る

次のページに進む

抗酸化茶

抗酸化力は一般の緑茶の3倍、カフェインは半分。抗酸化茶を飲むことで、体内の老化（酸化）を制御していることが科学的に証明されている粉末緑茶です。

これは世の中に発せられた警告です！	年齢や老化が原因ではない！悩まない体のケア	犬や猫のアトピーの原因は化学物質満載のシャンプー

美杏香化粧品開発の経緯とは	特集：美杏香の原材料採取に同行しました	５０代から出てくる様々な体の病気は原因不明ではない！