|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
果実は熟すると帽子のようなふたを開き、中には黒褐色の種子がのぞき、種子は水を含んで膨張します。それは種皮の外側に粘液が充満するためです。熟した穂を手のひらで揉み、息を吹きかけ殻を飛ばすと種子だけが残ります。けんちん汁をはじめ、みそ汁に入れると風味が出ます。種子は眼底出血の予防にもなります。オオバコは、アジア全域、各地の原野に見られます。 この仲間には大型のトウオオバコ、葉の細長くヘラ状のヘラオオバコの他、北海道には大型のものがあり、いずれも薬用に利用されます。ヨーロッパには主にヘラオオバコの分布が多くこれが利用されています。 【薬用部分】 【採取時期】 全草を採るには7〜8月の開花中に抜き採り、水洗いして風通しのよい所で干します。この全草の干し上がったものを車前草と呼びます。 【用法】 車前草は消炎利尿剤で、膀胱炎、眼疾などに効き、1日量10〜15gを、水500ccを250ccに煎じ1日3回服用します。葉だけを用いるときは健胃薬として胃弱のものに良いといいます。
50種類近くの薬草や食品が配合されている美杏香ハーミットパウダーは、体内毒素を排泄してくれます。
|
|
|
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|